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ご無沙汰してます…ってかすっかり閲覧者様も離れた頃だと思いますが、誰か見ている人いましたらどおも。
夏の間はずっと芝居の稽古にあけくれ、9月にその本番が終わった後
サークルの合宿行ったり、国外へ逃げたりとばたばたしておりました。
や、ってかその間にも前にも芝居何本も見た筈なんですけど…メディアで止まってますね…すいません。
と、言う訳でとにかく見たものどんどん書いていこうということで10月2日に見た奴をば。

プロジェクト・エメルパス<http://p-emerpus.hp.infoseek.co.jp/>ラブレター・フロム・ナイトメア、at中野ウェストエンド見てきました!
こちらの劇団さんは見るの3度目です。
ウェストエンドって所は折込みに一回、観劇で3回行きましたが、毎回イメージの変わる劇空間。
ちょっとやってみたいです…いやまぁあんなでかい所じゃまだまだ出来ませんが。

さて、まずは舞台装置から。
黒基調の板、パネル舞台で割と凸凹した高さもある舞台。
白い箱が幾つか備え付け、真ん中に四角いちゃぶ台みたいなやつ、縦長の箱も。
奥にセンター分けででっかいパネル、黒地にサイバーな緑の模様。
…結構入り組んだ形してたんですけどスケッチし忘れたので、記憶がおぼろけ…(苦笑
箱は動かず、常に同じ状態の舞台で話が展開してました。
ただ出捌けにかなり客席に設けられた花道(とも言えない代物)を利用していたし、
割と動きのある芝居だった…+照明で随分と助けられていたイメージ。

次に衣装。
基本的に手作りだと思われますが、黒系でしたね。
普通の人の役の人は普通にかっこよくて、
後はサイバーパンク、ゴスロリ…役者さん達が細身の方ばかりだったので、良く似合ってました。
15人15様でまるでファッションショーの様でした~
しかし糸が出てる人が何人か…ちょっと…な。

音響・照明は普通に良かったです。
ただ普通に良かったので特質するところがないです、そつない感じ。
音楽は3作見たの全部大体おんなじイメージなのがおしいかな、いつもトランス?

チラシ、パンフレット、ウェブサイト…凝ってます。
サイトだけでも見てみると、おおっ!って思います。
制作さんも良く気と小回りの利くイメージ。
美術系スタッフワークは全体的に、クールなサイバーパンクっぽいイメージですね。
恰好良いです。




さて…どうしましょう全体の感想いきましょうか。
とにかく長い!!練習不足!!疲れた!!この3点につきます。
(入り組んだ話なので、内容はサイトをご参照下さい)

まずは長いの説明から。
<物理的に>途中に10分休憩を挟んだのですが、芝居の時間だけで正味3時間って…。
内情を伺った限りでは、今日突然に予約がぎちぎちだと言う事に気づき
客席を増設する為にパイプ椅子をどかし、台に座布団…という形にしたとの事で。
そのせいで座っているのがまずかなり辛い!
しかも、楽日の今日になって「では休憩時間作りましょう!」って休憩時間作ったそうなんですよ。
つまりは昨日までは3時間ぶっつづけで見せてたって訳で…目頭が少し熱くなりました。
で、長くてお尻は痛いしで少し集中力を欠かれつつ頑張って見ました。
でもここの劇団はいつもこの位の長さの芝居をします!
そして前説では2時間半って言います…。

<精神的に>前回の話とつながる話で、でも単品で見ても面白いですよ~とのふれ込み…だったんですが。
前回の話からの複線と、今回の話からの複線が入り交じり、
15人の役者がそれを説明したり、回収したり、それぞれ少しずつでも見せ場があるようにと、
高速でしゃべりまくり、ネタをやり、出たり入ったり入り乱れ…。
結局3時間ずっとそんな感じでした。
私は前回も見ていたのですが、それでも思考が追いつかず、ずっと頭高速回転させてました。
一緒に来てた前作見てない人に聞いた所、やっぱり最後の最後に
やっとなんとなーく話つかめたかな?と思ったというご返答。
ただでさえ、小難しい単語が他出する作品が多いので、今回も集中力がいりました。


次に練習不足!
…これはいわずもがなみたいな。
とにかく役者が良く噛む、足音ばたばたさせる…その他諸々。
これだけ長い芝居だと稽古大変だとは思いますが…でも見る方の気持ちがそがれるのは確か。
現実世界でも人間は噛みますけど、決め決めの恰好良さを追求する芝居なら噛んでは駄目でしょう。
特にフォローもなかったですしね。
…台詞ってのは自分の言葉だと思える位、口に出して読み込まなくちゃいけないと思います。
で、そうすれば自ずと噛みにくくなります…言い馴れている言葉づかい、言葉達だから。
…持論ですけど。
後はアクションが結構あいたただったなぁ。
当たってないのが丸分かりで、チープな殴り音・銃声(妙に電気っぽい)・斬り音…漫画っぽい。
これもやり慣れてないんじゃないか?って風に見えてしまいました。


そんな訳で総評…疲れた。
見た後にぐったりする芝居ってのはなかなか曲者です。
ここの芝居、実はいつもいつも見るたびにぐったりします。
ただ…ナントももったいないなぁと思う団体なので、毎回見に来てしまうのですよねぇ。

話のテイスト 好き
台本 好き
役者 かなり好き

…なのに生かしきれてないのです。
ってか、沢山の「無駄」が沢山の良い所を全部食ってしまうのですよ。
はぁ…もったいない。
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観劇記録、 読書記録。 イラストはhttp://pixiv.me/u_g_nosuke見てください。
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