09.27 LIDDELL 2005/10/8

少しは頑張って更新しますね。
さて、今日(日付変わったので昨日10/7)見てきた感想をば！
少年社中「LIDDELL」at青山円形劇場について！
まだまだ公演続くので、ネタばれは極力避けたいと思いますが…
すいません舞台の絵だけ！
今回はちゃんと書きましたから。

円形劇場、少年社中共に二回目です！
前にやはり円形劇場で少年社中がやった「ハイレゾ」を見たので。
円形…なんか好きなのです、一回くらいああいうのやってみたいです。
360度で見られているってのは役者としてはどういう気持ちなんでしょう？
稽古場とかでは、たまに有りますけどね周りに人がいる時…
だからある意味ツラとかを意識しない、しなくて良い芝居ができたりするのかな。
気になります。
演出大変そうだけど。

さて、内容に入りましょう。
舞台は大体絵に描いてあるとおりですが、全体的にカラフルでした！
基本的には人工芝の緑と、ちょっとくすんだ赤と青が目立ってましたね。

そこにたくさんの役者が個性的な衣装を来て縦横無尽に走りまわります。
全体含めて、色とりどり！
衣装はほとんど手作りなのでしょうが、破綻が少ないなぁと感心しました。
かなり人数多かったのに、それぞれ個性的でビビットで！
それを着こなす役者さん方は皆様、スタイルがよろしくて…。

照明は真っ赤とかも多かったけど、割とシンプルに綺麗な感じ。
衣装の色を消さないのが良い塩梅でした。
しかし照明の数が多い！
上に吊っているの、下に置いてあるの…合わせたら一体何灯あるのだろう…。
それぞれが絶妙に役者さんに当たっていて綺麗でした。
フォグなのかしら？の使い方も凄く上手くて。

音響はネックになっているオルゴールの音も含め、結構自作しているのでしょうか？
綺麗な曲が多く、SEの使い方も良かったです。
音響装置が良いのか、劇場全体に音を響くから聞こえが良いのかもしれませんね。
音が体を包み込む様な感じにぞくぞくしたり、うっとりしたり。

全体の感想。
世界観、話、アクション、踊り、スタッフワークまるっと…大好き！
かなり好みです。
実際、完成度も高いと思います。
若さで乗り切ってる所は否めないですけど、それはそれで良さだと思いますし。
前に見た時よりも今回の方が時間も短く、さくっと楽しんで見られました。
ただ結構暗い部分もあるので、前よりは後味に爽快さが少ないですけど。

ただ難点…役者の演技が…。
下手では勿論ないのですが、あまりにも「キャラ｣っぽいと言いますか、「漫画」っぽいなと。
言葉づかいとか、見た目とか、外見のイメージで役を作り過ぎなんではないかと感じてしまいました。
その中でも上手いなと思う役者さんは勿論いましたし、声が聞こえないとかの基礎的技術の問題でもないので、
きっとこれこそ私の趣味だと思うので、まぁいいですが。