本日(10/23)東工大演劇研究会、「絢爛とか爛漫とか」を観てきました。
場所は東工大のとある教室、備え付けの椅子と机を外して舞台やら客席やら作ってました。
友達が手伝いに行っていたのでその内情が知れて、なかなか面白かったです。
曰く、教室を24時間使えるから稽古もやろうと思えば24時間出来る
曰く、教室は普段も使われている教室だから、前日の夜から徹夜で仕込みをする…など。
あまり大学演劇を多く見てない人間なので、また新鮮でした。
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さて、少しずつ感想を。
まず舞台装置。
昭和初期の小説家…の卵の家、というか一室だったようです。(後でまた絵を載せますが)
向かって左側から窓、その下に文机と本、ふすま、ちゃぶ台、
あと右手に床の間?、そこに蓄音機で、押し入れ?
面側は縁側…かな、想像ですけど。
ちゃぶ台とか手作りだった様ですし、ふすまとかも、わりと丁寧な作りという印象。
ただ、土壁のイメージなんでしょうけど、土色の紙が貼ってある壁は少し違和感だったかな。
とはいえ仕方がない気はしますねその辺は…あと畳かな。
小道具が結構数がありましたね、鉄瓶、火鉢、皿、扇子…などなど。
消え物(飲食物)もありまして、劇中で豆腐やら枝豆やら食べてました。
衣装は4人の役者さんのうち、3人が着物、1人は洋装でした。
春夏秋冬めぐる話だったので、少しずつ羽織ったりなんだり。
和服の人の所作が少し気になりましたね、着物崩れ過ぎだったり…直し方とか。
照明…は地明かり芝居だったので特には。
ただ、月が出ている…というシーンになると舞台の両サイドにある黒いパネルに月と共に季節の物
春なら桜、秋ならすすき…といった風にシルエットが出ました。
ベタでも好きですああいうの。
まぁ二枚ともに出てしまったのは、少し疑問でしたが。
音響は特にイメージなし、綺麗でした。
さて全体。
ストーリーとしては昭和初期の文学オタク達の戯れ…青春群像でしょうか。
4人の男のみで1時間45分程の台詞劇、そしてほとんど全員でずっぱり、…なかなか大変そう。
けれど既存の戯曲を使っている為もあってか、芝居自体に破綻は少なくとても安心して見られました。
私としてはかなり好みの部類に入る脚本だったと思います。
かなり稽古時間は短い方だった様ですが、役者さん皆さん健闘されてました。
少々滑舌と、噛むのが気にはなりましたが…言葉が死んでなかったのでOK。
ただ、キャラクターに嵌まっていると見えたものの、
話し方や動き方などに一定のパターンが見られたかな…とは思いました。
一番気になったのは上にも書いてますけど、動きですね。
和室での所作、和服での所作…例えば畳の縁を踏むとか、ふすまのさんを跨ぐなど、
うちの躾がそうなだけかもしれないので一概には言えませんけれども…違和感がありました。
昭和初期の人間だったら…もしかしたらもう少し気を遣うかも…とか。
後は、単純に立ち姿があまり綺麗じゃなかったですね。
後、この家どういう間取りでどの位置にこの部屋があるのか!というのが、
はけ方や、戸を開けるマイム、畳と板張りの境目…の関係で見えにくかったです。
と、色々書いてますが面白かったです。
主人公の古賀が抱える小説への思いは、私の芝居への思いに少し似ていて、
なんだか心を抉られる思いがしました。
私よりはよっぽどちゃんとしている…のでしょうが。
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