知人が出演しているということでRebellion Theoremという所の芝居見てきました。
本日(2/18 土曜日)19:00~ at吉祥寺櫂スタジオ。
本番終了したようなので、感想書きます。
えっと、参加した人・見てよかったと思った人、ごめんなさい。
ここから書くのは基本的には酷評です。
見終わってすぐ電車に乗りながら、ノートに色々書き綴ったのを元に書きますので、
いささか支離滅裂かもしれませんが、それだけは確かに言えます。
(ただ、昨日やっぱりこの芝居を見てた人の感想を読んでしまったので、
少し影響されてしまったところがあります…)
まず毎度のことですが舞台装置から。
まぁ部屋ですね、中央に雑誌とか散乱してる会議室にあるような机一つと椅子数脚、
本棚、ストーブ、コルクボード、以外に重要なぬいぐるみ。
壁にはポスターやら貼り紙やらで、その貼り紙から「部室」らしい。
何の部室かはわかりませんでした結局。
情報として、そこに見えている部屋の隣に小さな部屋があるらしい。
(はけ口 下手端の奥:隣の小部屋に続く、上手に面向き:廊下?に繋がっている?ドアない)
上手は左右にはけられるのだけど、左(上手側)のはけ口の突き当たりには倉庫があるらしい。
部室からはけていく人が皆寒い寒い言うし、コートの前閉めたりなんだりするので、
どうもすぐ外らしい(ストーブが部室内にあるから、屋内でも外には暖房入ってないのかな)。
屋上がある建物らしい。
まぁイメージいまいちつき難い説明ですけど、
実際、なんだこの部屋って感じしたんですよ、見ていた私は。
部室棟の中の一室なんでしょうけど…いまいちよくわからないなぁ。
私の部室という物に対するイメージのせいですね、多分。
衣装。
どうも冬らしいんですが、舞台上に出てくる人間の格好が冬なの?って感じ。
というかバラバラ。
ちゃんとコート着てる人、コットンっぽいジャケットの人、パーカーの人、
女の子はみんな割と薄着だなぁ。
「雪」という単語も出てくる季節で、薄着の人がコート持ってる雰囲気もなかったし。
どうなんでしょう。
まぁそれ以外は特筆すべきことはないですかね。
ネクタイとシャツとジャケットとズボンの素材の組み合わせは酷いと思うけど。
(見た人しかわからないでしょうが、あれどうなの?)
照明。
地明かり芝居と言っていいのでしょうか?
マイムで窓が示されますけど、窓があるのかあれでという単調な。
そして時々青白くなります。
ちょっとだけサスっぽいのも。
でも、効果が全く感じられないんです。
音響。
基本的には無音でした。
で、上記の青白い照明のところとかにちょっと曲(深刻そう)が流れる。
同じく効果が感じられない。
蛇足。
あ、客入れとかエンディング→カーテンコールはJPOPメインぽい。
制作。
初めてなのかなぁという感じでたどたどしい所はあったけど、
嫌な感じはしませんでした。
宣伝美術。
…美術と冠してよいものか。
チラシもパンフもコピー用紙?に黒く文字オンリー。
シンプルとも言えますかね。
チラシの地図がネットで調べられる広域地図から取ってきたかのような代物だったのは、
非常に見辛く、一人で行ったらきっと迷ってたなぁと思います
実際取ってきたのかな。
役者は普通。
知人(後輩)は大変可愛かったですが、キャラクター的にではなく彼女が可愛い気もします。
リアルっぽい芝居を教えられてきたのかなと思わせる。
(女の子のキャラクターが特にだけど、キャラクター造形が漫画っぽいのが
こういう芝居に関しては気持ち悪かったですけれども…。)
喧嘩がほぼ本気だし。
泣いてるし。
顔真っ赤だし。
で、これは人が言っていましたが「会話の距離感」が気になる人がいましたね。
ずっと叫んでる。
一人だけ荒野に居るみたい。
後で思い出す為の情報はこんなものですかしら。
さて、あとは結局どうだったのかですよね。
内容に入りながら、書いていきましょう。
1時間10分という長さで、ほぼリアルタイムで進む芝居形式。
私は本当に1時間の間、何もわからない第三者としてどっかの部室を覗き見している訳です。
役は皆知り合い(サークルの仲間でしょう)同士で、サークルの日常を切り取って。
楽しそうな若者たちのじゃれあい…しかしそこにちょっとずつ混じる非日常の匂いから、
これは日常ではなかったと悟らされる…
そのドキっと感。
…みたいな事がやりたかったのかな?とは思いました。
見終わった後の感想を一言で言うと、「で?」。
内容を一言で言うと「夢オチ」…いや落ちたと言えるのだろうか、では「夢オチない」。
落ちて衝撃を得る為には、ある程度の高さが必要なのですよ。
なんにしても。
あまりにも山がない、平坦な芝居。(静かな芝居ってことじゃない)
これも人が言ってたことですが、起承転結の「起の中の承」だけの芝居。
ネタ振りで終った、振り切れなかった…みたいな。
役が全員身内でもちゃんとスタンスの違い
(完全に夢の中の住人:主人公の想像力?の産物と、それ以外だったりとか)
はある筈で、そこから幾らでも有効な・必要な会話が出来ると思うのに
有効な情報が与えられない、しかも説明満載の台詞。
設定が頭にある役者と作演しか分からない話の展開。
とにかく説明不足でそれを観客の側が脳内補完するしかない。
想像力喚起させようとしてるとしても、ちょっと度が過ぎると思いましたわ。
ちなみに、脳内補完した(というか9割方創作した)私の中のあの話はSFです。
「最初から一緒に来ておけばこんなことにはならなかった」みたいな台詞があったんで、
未来の世界の「夢の中で遊ぶ機械」みたいなので
友達同士で頭の中に架空のサークルの部室を作り出して遊んでいたが、
主人公だけタイミングを逃したか何かで、
夢の中に取り残され、その夢を現実だと思いこんでしまった…。
そして彼女は現実では昏睡状態、友達が無理やり彼女の夢に介入して彼女を取り戻そうとする。
みたいな芝居かと思って(中盤位まで)みてました。
最後まで見たらあ違うと思ったけど。
すいません、私頭悪いんであの情報だけでは話理解できません。
とかアンケートに書きそうになってしまいました。
…さすがに書かなかったけれども。
あんまりうまい事かけないなぁ感想。
でも疲れたんでこの辺でやめます。
|
|
PR