12月18日、劇団ヤゴ「陥没」、立教大学新座キャンパスユリの木ホールにて。
17:30-見て来ました。
今度はサークルの後輩達の芝居。
芝居三連チャン、2日くらいにまとめようと思ったけど、疲れそうだから一日ひとつ。
17:30-見て来ました。
今度はサークルの後輩達の芝居。
芝居三連チャン、2日くらいにまとめようと思ったけど、疲れそうだから一日ひとつ。
「演出の都合上、寒くしているので、暖かい格好をしてこい」
という意味の文がチラシに有ったので、不安になりつつ就活スーツで。
ユリの木ホールのステージボックスは実際、すごく寒かった…。
キンキンって程じゃないけど、良く冷やされていた。
見てると足が冷えてきて辛かった…でもそういう演出好きです。
(ま、本心は…そんな事しないでも、私達を凍らせてくれたらなぁ。)
舞台は見るからに教室。
床はパンチだけど、懐かしい木と金属のシンプルな椅子と机。
壁が半透明のトタン(プラスチックだから違うけど、ほら波形って事が言いたいのです)で出来てて、
青白い照明が当たってて、視覚的にも寒い。
下側が教壇側(教壇はないけど)。
上下にそれぞれ、面向きに引き戸。
とにかく、寒い日だって言う事は良くわかった。
そんでもって、個人的には最初と最後の影像が好みでした。
タイトルとスタッフロール(?)と役者の顔写真+名前。
シンプルだけど、一番最初に芝居の雰囲気を伝えてくれたと思う。
お話は、集団自殺、の前のクリスマスパーティに集まってくる人々の可笑しなやりとり。
おかしな。
funnyであり、strangeであり。
沢山の人間の持つ色んな事情を、各々フォーカスするのではなく、
客に何処見るかを(ある程度)判断させる構成。
(後輩は「オリザっぽい」って言ってた。オリザ、本の知識しかないからなぁ。)
ごちゃごちゃしてて、パーティというか飲み会のぐだぐだした雰囲気とか、
即興でやってるらしくて、面白かった。
けれども、役者の力に託され過ぎてるっていうか、
役的に面白いかどうかより、役者の声質・声量・存在の仕方?に
観客に見てもらえるかどうかの比重がかなりあって。
(それは勿論、多かれ少なかれ。芝居はそういうもんだと思うけど)
役者は大変だったんじゃないかなぁと思った。
それが醍醐味なのでしょうかね。
なんで、この人自殺しようと思うんだろう?ってのが最後まで分からない人も居て、
後で役者に試しに聞いてみたら本人も考えてなかったらしい。
それが若干残念。
テーマが集団自殺ってことで。
見た後に結構落ち込んだ。
や、ちゃんと面白かったんだけど。
そして、やっぱり寒くて…後半「寒い!」ばっかり思ってた。
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