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飛び飛び更新ですが、また書きます。
これ書いてもまだ後三つ書くネタが…頑張ります。

さて、今回は4/23に新宿にあるタイニィアリスにてみた芝居について。
遊牧管理人(http://www.you-boku.com/)「ひまわり~鰐を飼う人’05~」です。
前に共演させて頂いた人が出ている関係で、同じくの友達と見に行きました。

さて、タイニィアリス自体行くのが初めてだったのですが、まぁ見た感じは普通の小劇場。
でまぁ、先ずはやはり舞台装置に目が行きます。
シンプルな装置で、中央に大きめの四角い台が80%位を占めています。
高さはそんなにないですね、20センチちょっと位だったかな?
客入れの間は台の真ん中にノートパソコンと、それを囲むように青い風船が中空に浮かんでいました。
照明もシンプルでしたが、その風船の不規則な動きと影がなかなか面白い効果を生んでいました。
風船はその後も、かなり舞台上で使われていまして、
最初は良く分からなかったのですが、最終的には意味も分かったし、なかなか良かったと思います。
(そういえば、NINPUでも風船が使われていたなぁ…あれは赤ちゃんだったり色々)

衣装もシンプル。
色も黄色、黒、白がメイン。
役者さん各々形やらは違うのですが、基本的にはこの色の組み合わせで。
とにかく現代劇なので、色を除けば皆さん普通の格好です。
上が黄色で下が黒というのが、劇中に出てくる「ひまわり」患者達で
その人達を取り囲むほかのひとは違う色をしています。
色でグループ分けというか境界線を引くって言うのは、視覚的にとても分かりやすくて良いですね。

照明、音響は特にこれという事を覚えていません。
ただ、使っていた音楽(メインの)がめちゃくちゃベタだったのが気になったくらいですね。
パッフェルベルの「カノン」
いささか有名すぎる曲だと思います。
私としては凄く好きな曲だけに、なんとなく曲に気をとられてしまいました。

さて、内容…はまぁサイト見てくれればわかります。
人の心が読める様になってしまう不治の病にかかった人々が廃工場にあつまって…。
話はその患者達が一つの大きな意識になってする「遊び」が核になっていました。
それはカウンセリングとかで行うロールプレイみたいなもので、
自分達のした辛い体験・経験をおままごとのようにそこにいる人で演じるわけです。
といういささか重そうな粗筋・題材でありますが、
いやいやとても、とにかくハイテンション&パワフル!
そこがとにかくアドリブ合戦!テンション勝負!
ちょくちょくと重要な事を言いつつ、伝えつつ、やりたい放題やるとこはやるという高等(?)テクで、
客席は笑いの渦にまきこまれました。
私も隣にいた友達もひたすらげらげら笑ってました。
かなり力技の笑わせ方で、洗練されてない感じがたまらなく好きでした。

でも見終わった後、少し色んな事を考えてしまう内容でした。
深いようなそうでもないような。
なんにしても私はとても好きな感じの作品でした。

 
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