09.27 CATS 2005/5/12

遅筆ですいません…どうもここでは長文になるので、なかなか筆が進みにくいというか…。
まぁいいや、今回は4/16に母と見た劇団四季「CATS」について。

これはもう言わずとしれた有名なミュージカルですね。
演劇のえの字も知らなくても知ってる人かなり多いと思います。
私自身もずいぶん前から見たい見たいと思っていて、
一度行けそうだったんですが学校行事がかぶさり…やっと今回見る事が出来ました。

まずは会場のキャッツシアターの事から。
一つの芝居をやる為に劇場作ってしまうだけあって、
（金色の外側はあんまり趣味が良くなかったと私は思いますが）
中身のつくりは凄かったです…細かいなぁと！
受付を抜けて一度会場に入ると、一面（おそらく）「ごみ捨て場」になっています。
自分の体より大きそうなラジカセやら、色々壁一面に施されています。
人が演じる猫の世界ということで、溜まり場であるらしいごみ捨て場を客席まで徹底的に演出。
自分達まで猫のサイズになって、そこに入り込んだ様な。
中央には円形の舞台が有って、私たちはセンターあたりの席だったのですが
最初は舞台が奥を向いていて、見えませんでした。
半円形の劇場だと思ったけど、実は円形で私たちは悪い席をつかまされたのかなぁと危惧していた矢先
舞台はしっかりこちらを向いてくれました。
しかも、面白い事には円形の回り舞台の本当に面々（一番前の端）にも客席が！
だから客席ごと回っていて、なんか不思議な眺めでした。
そして事あるごとにこの舞台客を楽しませたり、びっくりさせたりします。
ギミックが沢山仕込まれています！
まぁ詳しくは見てみてください！！（あれ、このブログこういう方向？）

ストーリーという様なストーリーはなく、色んな猫達の自己紹介というかダンス・歌自慢会というか。
…ミュージカル嫌いな人は見所がなくてつまらないかもしれません。
歌・ダンス・ミュージカル好きな人なら楽しめるんじゃないかなと。
芝居、ミュージカルというよりは、ショー、パフォーマンスって感じが強いですね。
実際、四季の人って凄いダンス上手いんだなぁと今更な事を始終思ってました。
猫っぽい動きとか綺麗です。

照明はショーなので、かなり派手派手かつ格好良かったです。
照明の小ネタいくつかも有ったりして、（ぶっちゃけ）お金かけてるなぁという…。
「猫の目」が出るところは凄く素敵！

音響は生でない事と、少々大きい過ぎるかなぁと思うところも有りました。
しかし、ミュージカルソングは耳になじむ名曲だらけだとおもうので、飽きる事はなかったです。
見終わった後、つい口ずさんでしまう曲もちらほらで
母と私でそれから一週間くらい鼻歌はCATSでした。

総じてとても楽しかったです。
客席がきっと四季（CATS）を見慣れているのでしょう、暖かい！ノリノリ！
あれだけの客が笑いどころではしっかり笑い、拍手するタイミングは逃さず、手拍子もお手の物。
エンディング～カーテンコールの盛り上がりは本当に凄くて、一体感を味わえました。
役者さんのが客席にはけていく途中に、握手しにきてくれるのですが
まったく知らなかった役者さんだったのに、嬉しい気持ちになりました。
終わった後の気持ち良さはいい意味で、夢を見ていた感じでした。

まぁ、私もともとミュージカルすきなんですよね。
自分もやっていたこともあり…なので大分贔屓目に見ています。