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08年12月11日、地元文化会館にて
劇団民藝+無名塾「ドライビング・ミス・デイジー」鑑賞してきました!
(ttp://www.gekidanmingei.co.jp/2008driving.html)
演劇鑑賞会万歳!


奈良岡朋子さん、仲代達也さんダブル主演。
(といっても、キャストは三人なのでもう一人は長森雅人さんという方)
豪華、豪華だ…。

内容も大変よろしかったです。


1940年代~1960年代のアメリカで、
ユダヤ人の裕福な老未亡人ミスデイジーと、
彼女の運転手になった黒人の老人ホークの、過ごす日々を描いた作品。
1989年に映画も作られている、名作舞台です。


もう、当たり前なんですけど役者の上手さが!!
いや、本当にもう当たり前なんですけどね。
72歳~97歳までを演じた奈良岡朋子さんの、
ツンデレ(…だってこの言葉しか浮かばなくて…!)っぷり…!!
可愛い!上手い!
あの台詞!
もちろん、仲代達也さんのホークも憎めない陽気な老人で、
その直向さとユーモアに救われる。
凄い。
あ、もちろんデイジーの息子ブーリーも素敵でした。


ミスデイジーは元教師で、まさにかくしゃくとした老人なのだけど、
最初のうちは意固地で扱いづらくて、
ホークにも辛くあたってばかりいて。
もどかしい!
でも、それでもめげない、素直で明るいホークの存在。
二人は憎まれ口叩きあいながら、
最後には支えあい、本当の友になっていきます。
年を取れば取るほど、しっかり生きていれば居るほど
ドンドン人は意固地になって、頑固になっていくのかもしれません。
その中で、一生付き合っていける友人を持つことはとても大切。
そんなことを思わせる芝居でした。
勿論、ユダヤ人に対する差別、黒人に対する差別等も
色々考えさせられました。




1時間45分、20年以上の月日を演じるので
どうしても場面転換や、衣裳変換で時間がかかり、
もたつく所はあったのですが…。
淡々と描かれる二人の交流、しかし濃厚な時間でありました。



あー良い芝居観ると、
つまらない芝居を見たくなくなるな…
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