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2014観劇記録


1月
12日15時~
座高円寺 江戸糸あやつり人形座「泣いた赤鬼」 ◎◎


22日14時~
シアターχ グループ虎+現代制作舎+χ提携公演「横浜メリケン夜の宿」△


23日14時~
space雑遊 劇団劇作家 劇読み!vol5「」○


24日16時~
space雑遊 劇団劇作家 劇読み!vol5「」○


2月
22日16時~
ゴールデン街劇場「楽屋」○


23日14時~
JOKO演劇学校「三文オペラ」○


27日18時半~
文化会館 文学座「くにこ」◎


3月
4日 東京芸術劇場 日本の河川「破壊」◎◎


6日15時~ 下北沢 show & go festival「」△
  19時~ bonbon クロ・クロ「絵空ノート」○


7日13時~ボクラ団義 △


9日 エコー劇場「病院ミシュラン」○


15日 ザムザ阿佐ヶ谷 南阿佐ヶ谷南京小僧「AKINA ~偶像礼賛頂上決戦篇~」◎


16日 新橋演舞場 スーパー歌舞伎「空を刻む者」○


19日 光が丘 富良野group「マロース」○


30日 文化座 アトリエ「小さな家と五人の紳士」○
   
   別役実さんの作品。
   


4月 
6日13時~ space107 東京ミルクホール「英霊だよ!全員集合!」◎

15日19時~ 芸術劇場中ホール 三谷幸喜作・演出「酒と泪とジキルとハイド」◎◎

24日18時15分~ 文化会館 俳優座劇場プロデュース「音楽劇 わが町」○


5月 なし


6月
21日19時~ アクト青山千歳烏山アトリエ テアトロスタジョーネ夏「明日は天気」○

26日18時15分~ 文化会館 東演「ハムレット」◎

7月
1日 せんがわ劇場 「庭にはニワトリ二羽にワニ/キニサクハナノナ」◎

4日 劇小劇場 しゅーくりー夢「Father Cristmas Don't Cry」○

8月
30日18:30 LAUGH(中野のバー)「モモタロ」◎◎

9月
2日18:30- 文化座「銀のほしふるふるまわりに」◎

 
11日 14:00- 座高円寺にて 「斬劇 八犬伝」○

12日 19:00 ポケット かーんず企画「生き帰った男」○
 


14日 15:00- 富士山アネット/Manos 「醜い男」◎◎

21日 18:00 下北沢OFF・OFFシアター くろいぬケンネル「愛しちゃってごめんなさい」○

25日 王子小劇場 3.14ch「宇宙船」◎◎◎

27日 15:00 カメリアプラザカメリアホール(亀戸)劇団たんすかだん。「continue」△

           19:00 シアター風姿花伝 8割世界「ハッピーちゃん」◎ 

30日 18:30 テアトルエコー「風と共に来る」○


10月
3日19:00 北千住シアター1010 ミニシアター 平石耕一事務所「ば」○
 

8日19:00 笹塚ファクトリー 「紅蓮ふたたび」梶研吾原作  久保田唱演出 ×

10日19:00 恵比寿エコー劇場 テアトルエコーsideB「羽衣ゲートキーパーズ」○

17日19:00 MOMO 演劇ユニット「クロ・クロ」 「アンサータン・ストーリー」○

 

18日18:00 吉祥寺シアター 青年団「暗愚小傳」 ◎◎

25日20:00 スペース雑遊 箱庭円舞曲uraniwa「古典よりは悲劇的な 常時裏」 ◎




1月
12日15時~
座高円寺 江戸糸あやつり人形座「泣いた赤鬼」 ◎◎

22日14時~
シアターχ グループ虎+現代制作舎+χ提携公演「横浜メリケン夜の宿」△


23日14時~
space雑遊 劇団劇作家 劇読み!vol5「」○


24日16時~
space雑遊 劇団劇作家 劇読み!vol5「」○


2月
22日16時~
ゴールデン街劇場「楽屋」○


23日14時~
JOKO演劇学校「三文オペラ」○


27日18時半~
文化会館 文学座「くにこ」◎


3月
4日 東京芸術劇場 日本の河川「破壊」◎◎


6日15時~ 下北沢 show & go festival「」△
  19時~ bonbon クロ・クロ「絵空ノート」○


7日13時~ボクラ団義 △


9日 エコー劇場「病院ミシュラン」○


15日 ザムザ阿佐ヶ谷 南阿佐ヶ谷南京小僧「AKINA ~偶像礼賛頂上決戦篇~」◎


16日 新橋演舞場 スーパー歌舞伎「空を刻む者」○


19日 光が丘 富良野group「マロース」○


30日 文化座 アトリエ「小さな家と五人の紳士」○
   
   別役実さんの作品。
   


4月 
6日13時~ space107 東京ミルクホール「英霊だよ!全員集合!」◎


 とても、とてもくだらなくて、とんがってて、
 あぁ。本当に素晴らしかったです。
 こちらの劇団、見始めて二本目だったのですが解散公演、ということでした。
 物凄く、残念。
 でも、このクオリティでこのとんがった芝居をやり続けることって…。
 ああ、難しいよね…。


 個人的に好きだったところ。
 「高杉晋作です」「高杉準新作です」「高杉旧作です」…くだらない!好き!
 あと、主催の素晴らしい「ヨイトマケの歌」。


 ローションぬるぬるの坂を上るのは、本当にヤバいってのはこういうことだ。
 って感じがしたね。
 私はああいうお笑い番組見てた最後の世代だったりするんだろうか。
 昔のお笑い、やばかったんだなぁ。
 (って最近殆ど見てないけど…)


 おじさん、おにいさん達の本気の馬鹿騒ぎ、最高でした。


 
15日19時~ 芸術劇場中ホール 三谷幸喜作・演出「酒と泪とジキルとハイド」◎◎


 こういう芝居が見たかったんだよ!という感じ。
 もう、三谷幸喜大好き。
 (でも、そういえば舞台を生で見たの、初めてだった。)
 あちゃらか最高。
 (※ 「清洲会議」見てきた父母に、どうだった?と聞いたら、
    にこにこしながら、「や、まぁいつも通りのあちゃらかですよ」と父。
    そして思い出し笑いをする母。
    その感じがとても良くて、そこから、私の中での流行語。)


  片岡愛之助さんのジキルが、まぁかっこいいのに研究しかしてなくて
垢抜けない親父でたまりません。
 藤井隆さんも安定。
 優香さんも良かった。(調べたら初舞台なのか!)
 そして、何よりも迫田孝也さん、が超良かったです。
 一緒に見に行った先輩と、だれだれあの人!チェックしなきゃっ!とてかてかしてしまいました。
 
 ただただ、笑った。
 こう来て欲しい!というところに、来る。という心地よさたるや。
 先輩と私が、「来る、来る、来る……きたー!」ってなってて、
 ちょっと周りのほかのお客さんより笑いが早いって言う。
 すみません。
 超楽しかったです。
 (※ そのとき、私達は丁度芝居作ってて、もうなんか心身ともに疲れきっていたのでした)


24日18時15分~ 文化会館 俳優座劇場プロデュース「音楽劇 わが町」○


 わが町に関しては、全然客観的に見られないね。
 随分前に一度やっただけなのに、もう始まりの舞台監督の台詞から、
 もう、あかん。
 だってあれは「私の」町だもの。
 ってなっちゃって。
 最初からうるうる。
 (※ 養成所の修了公演で、ギブス夫人をやりました)


 音楽劇になったことで、随分見やすい芝居になっている気がした。
 でも、同じ理由で「美しすぎ」た。
 もっと、美しくなくていい芝居だと思う。
 個人的に。
  
 や、もう、素晴らしかったんだけどね。
 


5月 なし


6月
21日19時~ アクト青山千歳烏山アトリエ テアトロスタジョーネ夏「明日は天気」○


 演出家対決、という企画。
 二人の演出家が同じ作品を同時上演。


 先日お知り合いになった、25歳の可愛い青年(おばさん発言)が演出されるとのことで。
 試み、面白いと思う。
 そして、私は岸田國士が好きだ。


 どっちも、それぞれ、なるほどと思ったんだけど。
 小西さん(アクト青山主催)版、は役者が見てられない感じで。
 うーん、足りてないなぁって沢山感じてしまった。
 岸田國士は、行間読んでなんぼって気がしているので…。
 千頭和さん(若手演出家)版、は演出ってか脚色レベルか?とも思ったけど、
 役者も落ち着いてたし面白かった。
 ただ、台本をそのままやった(と思われる)小西さん版見てから、
 再構築した千頭和さん版見たから。
 順番が良かった気がする。
 逆だったら、また印象違ったかな。


 対決、って難しい。
 先攻後攻、客層、などなど色んな状況加味して結果が出るから。


 


26日18時15分~ 文化会館 東演「ハムレット」◎


 やられた!と思った。
 むずむずした。
 なんか、こう、面白い芝居作れない自分に腹が立った。
 実際の人数よりも、大勢いるみたいだった。密度が…!
 後はとにかく熱量かなぁ。
 (柿喰う客の女体シェークスピア「絶頂マクベス」にちょっと似てた。
 どっちがどっちに似てるんだ?)


  これ見た後、何日かして小田急線でこれに出てた役者さん見かけてわーってなった。
 ロシア人俳優さん。
 わーってなっただけ。


 


7月
1日 せんがわ劇場 「庭にはニワトリ二羽にワニ/キニサクハナノナ」◎


 とにかく小川未玲さんという作家が好きすぎます。


4日 劇小劇場 しゅーくりー夢「Father Cristmas Don't Cry」○
   
  私の苦手な、オープニングに踊る芝居。
 要所要所、面白いところもあったんだけど、
 「笑い」も「泣き」も好みじゃなかったな。
(本当に、これに尽きる。好みじゃなかったら、クオリティ高くても、好みじゃないのよ)
 先輩が出ていたので見に行きました。
 先輩はとても素敵でした。
 
 先輩が出てなかったら、きっと行かないなって感じ。


 


8月
30日18:30 LAUGH(中野のバー)「モモタロ」◎◎


 桃太郎をモチーフにした短編三本。
 一人芝居。
 47都道府県回る…という企画だそう。
 頭が下がる。
 三本それぞれお世話になっている劇作集団の劇作WS常連組作品。
 個人的には大学劇研の同期でもある、しりべしの作品が面白かった。
 桃太郎に討伐された鬼の末裔が、復讐すべく年老いた彼の家に行くのだが…という。
 作品もよかったし、演者の表現もよかった。
 ただのイケメンではない…。
 というか、イケメンなうえにこんなに頑張られたら太刀打ちできないな…と思った。
 満足感。


9月
2日18:30- 文化座「銀のほしふるふるまわりに」◎


 文化座は養成所の同期が居るので、割とコンスタントに見ているが。
 本当に若い男性俳優が豊富でうらやましい。
 戦時中の軍隊の炊事班の話。
 アイヌと沖縄原住民、差別やらなんやら。
 

 
11日 14:00- 座高円寺にて 「斬劇 八犬伝」○


 養成所の同期が出ていたので。
 私、エンタメチャンバラ芝居、好きじゃないことが多いのですが、
 これはアクション・殺陣結構見ごたえあって面白かった。
 八犬伝自体を中学生の頃に読んでいたからというのもあるのか。
 あと、開き直って衣装を無国籍な感じにしたのが良かったのかも。
 和服変だと気になるけど、そういうこともなかったし。
 同期の彼女も頑張ってた。


12日 19:00 ポケット かーんず企画「生き帰った男」○
 

 養成所の同期が出てたので。
 こちらは前に見た戦争の芝居のほうが面白かったかなぁ。
 記憶をなくした殺人犯を収容している病院で、「いい人」になったその人を巡って…。
 なんか、いい話だね、で終わってしまった感じ。


14日 15:00- 富士山アネット/Manos 「醜い男」◎◎


 劇研同期がドラマトゥルクで関わってて。
 超面白かった。
 自分が醜い事を知らずに生きていた男が、
 自分の醜さのせいで開発した商品をプレゼンすることを会社から拒否されたことで、
 自分の醜さを知り、整形して、美しい顔を手に入れるのだが…。
 いやー。面白かった。
 何度でもいう。面白かったー。
 役者もいいし、作品もウィットに富んでていいし、演出もいいし。
 しびれた。


21日 18:00 下北沢OFF・OFFシアター くろいぬケンネル「愛しちゃってごめんなさい」○


 養成所の同期が出ていたので。
 なんか、あんまり覚えていない。
 同期はフランス人の役で出てて、それはかなり面白かった。
 家族の問題が重なっていってわー大変みたいな感じだったような。
 一番下の弟役の人があんまり幼い雰囲気で、役に合わないなーと思った。
 頑張ってるんだけど、や、若すぎでしょって。


25日 王子小劇場 3.14ch「宇宙船」◎◎◎


 超超超好み。
 超超超面白かった。
 なんだあれ。
 前作も面白すぎたが、これも面白すぎ。
 小劇場で面白いSF見れるなんて、いいわぁー。
 しかも、すこし不思議のSFじゃないんだ。
 ちゃんとサイエンスフィクションなんだー!! 
 見た後の興奮状態たるや。
 あと、ミシマの人が超セクシー。くたびれているところが。


27日 15:00 カメリアプラザカメリアホール(亀戸)劇団たんすかだん。「continue」△
 
 

 劇団の先輩の先輩が出ていたので。
 この作品自体は、前も見ているのですが。
 うーん、もう少し稽古しましょうって感じか。
 先輩の先輩は、主演女優オーラが隠しきれてなかった…これは冗談。


   19:00 シアター風姿花伝 8割世界「ハッピーちゃん」◎
 
 劇団の新作をお願いした作家・演出家の主催劇団ということで。
 ドタバタ喜劇。 
 でもなんとなくウェルメイド。
 面白かった。
 ハッピーちゃん役の人、独特だなぁ。
 さまぁず大竹さんに似ていると、劇中でいじられる人がとても好み、かっこいい。


30日 18:30 テアトルエコー「風と共に来る」○

 
 序盤退屈だったのだけど、後半いいまとまり方して面白かった。
 映画を知っているほうが面白いし、映画監督とかに詳しいほうが面白いのだろうな。


10月
3日19:00 北千住シアター1010 ミニシアター 平石耕一事務所「ば」○


 劇団の先輩が出ていたので。
 沖縄の話。
 うーん、さすが戯曲の内容は社会派で面白いし、勉強になるな-と思うのですが。
 演出が…役者のクオリティが…ううーん。

 
8日19:00 笹塚ファクトリー 「紅蓮ふたたび」梶研吾原作  久保田唱演出 ×


 友人が出ていたので。
 彼は、スーツも似合うし、ああいう悪い奴の役似合っててかっこいいんだけど…。
 もーこればっかりは、好みの問題だ。
 私この演出さんダメみたいです。
 エンタメすべてが嫌いなわけでもないんだけど。
 あまりに肌に合わなくて、むかむかして、
 見た後笹塚から家までぷんぷんしながら歩いて帰った。
 こんな感想しか書けないので、金輪際見ません。 
 好きな人には申し訳ないが、好みの問題!


10日19:00 恵比寿エコー劇場 テアトルエコーsideB「羽衣ゲートキーパーズ」○
 
 

  大好きな作家さん、演出家さんの作品。同期もたくさん出てた。
 変わらず優しく、面白かったけど、ちょっと人数が多すぎたかなーと思った。
 劇団の作品だとしょうがないのかもしれないが。
 もう少し少人数の作品が観たい。

 
17日19:00 MOMO 演劇ユニット「クロ・クロ」 「アンサータン・ストーリー」○


 劇研後輩の脚本を、最近知り合った演出さんが演出。
 この人の演出ちょっと面白いのだ。
 まだ数作しか見ていないけど、どういう風に演出するのか興味がある。
 実はオーディションワークショップに一回だけ参加させてもらった。
 出たかったなぁ。


18日18:00 吉祥寺シアター 青年団「暗愚小傳」 ◎◎


 実は初青年団。
 平田オリザさんの作品は養成所の先輩がやっているのを見たことがあるだけ。
 あとは著作を数本読んだだけという…。


 いやー面白かった。
 好みだった。
 もともと、母が高村光太郎の詩集を持っていて。
 子供のころから読んでいたから、私も智恵子抄大好きなのです。
 となると、もうそれだけでかなりいいのですが、なんて静かで美しくて悲しいんだろう。
 なのに可笑しいんだろう。
 素敵だった。
 
 上演台本を買ってサインをもらいました。
 ほくほく


25日20:00 スペース雑遊 箱庭円舞曲uraniwa「古典よりは悲劇的な 常時裏」 ◎


 最近知り合った俳優さんから。
 この人の出る作品にはずれがない。
 これも面白かった。
 小劇場の制作さんと、その手伝いに来た人が公演中に受付のところでしゃべっている。
 ただそれだけ。
 あるあるの嵐。胸が痛い、そして面白い。
 この公演、二作品交互に上演だったらしく、
 もう一作品はこの常時裏の時に上演されているということになっている芝居。
 そっちは落語を芝居にしたものだそうな。
 一個しか見れなかったけど、これは二個見たくなるな。


 


 


  


 


 


 


 

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