忍者ブログ
[486] [484] [475] [474] [473] [472] [465] [464] [460] [458] [456]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメントは大体ツイッターに書いたやつのまとめです。
感想です。


 9月14日 

14時

東京ミルクホール 「たけしの挑戦状」
中目黒ウッディシアター


劇研の先輩と同期出演。
初見。パロディとネタと踊りと歌と客いじりと……盛り沢山だった。

要素だけ並べると、まったく自分好みじゃなさそうなのに、大変面白かった。
すっきりした。
しばらく、それで笑えるくらい面白い所が沢山あり。
かつ、なんか泣いたよ。
いい芝居をする劇団に入ってよかったね、同期S氏……。



19時

「桜トイレ」 上野ストアハウス


高校生の時に嵌まってたチャット友達から、宣伝もらって見に行った。

女の子がかわいかった。
一生懸命な女の子、女性を観て癒された。

ただ、演劇見に行ったと思うと物足りないかもなぁ。
素敵な女性沢山居たけど、舞台役者じゃないなぁって感じでした。



9月20日

早稲田演劇フェスティバル2012特別企画「アングラ傑作戯曲を読む」

1:14時 リーディング「あたしのビートルズ」(佐藤信 1967年)
御笠ノ忠次(案山子堂)演出


まったく情報無しに知り合いも居ないで来たので、どきどき。
(知人の芝居に入っていたチラシで知った)

あー、当たりだ!面白かった!
し、面白いだけじゃ終われない、疼くわ。
なんか!

芝居だと目の前でおこるショッキングな出来事に気がいって、台詞やト書きに描かれていることが聞けなくなるから。
こういう作品でリーディングってのは、実は良い方法かもしれないなぁ。

でも、芝居でも見たいな。うん。

あ。
アイドルとしての「ビートルズ」だったら、キッスにするのは違うんじゃないかと思った。



2:19時 リーディング「チャンバラ~楽劇天保水滸伝~」(山元清多 1972年)
流山児祥 演出


刺激的。
分からない事だらけ。でも、凄く面白かった。
昼のもそうだけど、観た後、アフタートークで解説してくれたから、勉強したくなる。
色々。

次郎長三国志の新しい方の映画観た時、この方面気になるな〜と思ったことを思い出した。

「お控えなすって!」やりたいんです、実は。

 

アフタートークに林光さん(私も出演する「森は生きている」の曲作った方)のお名前が出てきて。
この日観た二作品の歌、オリジナル版の作曲されてたんですって。それも聞いてみたかったな。

劇団の入団試験の課題曲が林光さん作曲の「トラストDE」の曲だった。そういえば。
 

9月21日

3:14時 リーディング
「海賊」(山元清多1969年)
佐野バビ市(東京ミルクホール)演出
 

ちょうど、少し前に芝居をみたばっかりだった東京ミルクホール。
ってか、東京ミルクホールを見たからこのリーディングを知ったわけで。
本当に、さま様です!

難解だったなぁ。
と言うことばかり、後になってみると残る感じ。
でも、気になる。
心がざらつくような。

「男優で声が気になることってほとんどないのに、女優の声が気になることは良くある気がする。これは私が女だからなのか、なにか別の理由が有るのか。」
と、つぶやいているところを見ると
声質の気になる(この場合の「気になる」は「気に障る」)女優が居たらしい。




4:19時 リーディング
「浮世混浴☆鼠小僧次郎吉」(佐藤信 1970年)
小林七緒(流山児★事務所)演出


昨日の「あたしのビートルズ」観てた時も思ったこと。
女の役の台詞が凄く良いなぁこの作家さん。
ざわつく。

しばらく、この劇中歌が耳についてました。
「打ちたいな打ちたいな♪(ほんにゃらほんにゃら:うろ覚え) 仇討ちたーいなー♪」見たいな歌。
これも気になる作品。

 

 

9月22日

5:13時 リーディング
「阿部定の犬」(佐藤信 1975年)
西沢栄治(jam session)演出


面白かった。台本をああ「使う」のか〜!リーディングとしての、演出だな。
五本見た中で、一二を争う気に入り方だったので、
その後戯曲を借りたり、阿部定の本借りたりした。
包丁お定のモリタートは、ぜひ歌ってみたい曲ですなぁ。

「ひとりぼっちのふたり連れ」ってフレーズ!
あと、「複雑な間。」というト書き。
色々、凄く気に入った。
どっかでやったら、見に行きたい。
出てもみたい。

 

17時半 声の魔法館ヴァ・シャルム「霧の森」
北とぴあ カナリアホール


声優になった養成所同期が出ていた朗読。
どファンタジー。
アニメっぽいね、ラノベっぽいね。
なんというか、ああ近くて遠い声優業界……と感じました。
マイクを使ってクリアな声と発音でした。
皆、声優だからあくまでも「聞く」朗読の印象。あたりまえだがこの三日間みたアングラ戯曲リーディングとは全く違う。勉強になるな。
同期は、いつみても可愛かったです。
がんばってるなぁ。


 

9月27日

劇団青年座 スタジオ公演「雷鳴」
高木達演出


真面目な芝居だけど、退屈はしなかった。
でも、あぁやっぱりこの人の演出あんまりかも……と思った。
いや、お世話になったんですけども。

2時間50分。
劇団の先輩と、養成所の同期が四人出てた。
私もがんばろ。

見切れギリギリの席に座ってたら、休憩中にパネル裏から待機中の同期が手を振ってたらしい。
見ちゃ悪いかと思ってたので、気づかなかった(笑)
結構でかい役なのに、なんて余裕のあること。

 

9月28日

演劇鑑賞会 劇団俳優座「樫の木坂四姉妹」

ともかくベテラン女優を見た!!という感じでした。
すごく、すごく、真面目な芝居でした。
良かった。こういう芝居も、絶対必要だなと思う。

あー新劇!

 

**************************

10月3日

劇団LOOP「7stories 7階でおきた7つの物語」
作モーリス・パニッチ 演出 立花里美


高校生の時、お世話になった養成所の新たなプロデュース団体だそうです。
中高一貫校時代の後輩が出てるので見に行きました。
彼女とは中二から高二まで一緒に弱小演劇部で頑張った仲。
芝居を見るのは久しぶりです。

後輩、頑張ってました。変わらないなぁと思ったり、変わったなぁと思ったり。

同じ作品を同じ演出家で昔見ているのですが、こんなに面白い本だったか!と思いました。
役者大変だなぁ。
精神科医の人が印象強すぎたけども。
凄く興味が沸いたので、すぐに本屋に行くも在庫なし。
がっくり。
 

10月11日

劇団歴史新大陸「真説 四谷怪談」

笹塚ファクトリー


真説は言い過ぎかな……と思いつつ。
嫌いじゃなかったです。
なんちゃって時代活劇としては、良いと思う。
ただ、2時間越えはきつい。

四谷怪談っていうと、TVで故中村勘三郎が岩を演じたのを見たからか、
そのイメージが強くて。
や、比べるのも間違っているんだけど。
それが凄かったものだから……。

大学時代に客演先でご一緒した兄さんが出てたご縁。
私が見た彼の出てる芝居の中では、一番良かったなぁ。
なんか、落ち着いて、良いところで芝居してる感じ。
ちょっと安心した。
一緒に芝居をしたことある人が、いい顔して芝居してるの見ると嬉しいものです。
 

10月12日、13日
hmp(Hamlet Machine Project)・シアター・カンパニー
〈同時代の海外戯曲Ⅱ〉「アテンプツ・オン・ハー・ライフ」

マーティン・クリンプ作、平川大作翻訳、笠井友仁演出。

上野ストアハウス
 

友人が制作協力してるので、協力の手伝いとして行って。
公演も見せてもらいました。

これ超面白かった。
これは残りの回全部観たい。と思ったくらい。
はりつめて、情報を少しでも得ようとして観て聞いてたから頭がちがちになってる感じ。
疲れる。
でも、笑える部分もある。
これは、本読んでも分からないかもしれないけど、読みたいなぁ。

本当に刺激的だった。
作品もだけど、同世代くらいでこういうことをやっている人がいることが。
勉強させてもらった。



10月14日

おもいやり歯車「パラドックス・プラネタリー・ギア」
作・演出:阿部ゆきのぶ(ゲンパビ)

新生館スタジオ(中板橋)


目に入れても痛くない劇研の後輩の芝居。
リーマン役者達、スタッフたちの、いい仕事を見せてもらった。
まぁ、私は本当に後輩に甘いのですが。
でも、真摯に作られていると思った。
そういうの、大事ですよ……としみじみ。
コンスタントにやんな~と思った。
いつか出させてもらおうきっと。

 

10月16日

テアトルエコー「プロポーズ・プロポーズ」ニール・サイモン作 エコー劇場


最初、木が動いたとこで泣きました。
何故だ?

あ、でもオペラ座の怪人でシャンデリアが上に上がっていったのも泣いたし。
すぐ泣くからな、私。

とても良いお芝居だった。
あーウェルメイド。
ほっこりしたよ。
テアトルエコーのべたべたなコメディやファルスも嫌いじゃないけど、こういうのが好き。
お知らせくれた先輩、ブレザー超似合いますね(笑)




10月28日
劇団文化座「貘さんがゆく」俳優座劇場

杉浦久幸作、原田一樹演出


文化座の新作。
目頭が熱くなって、ほろほろ泣いた。
何に泣いたんだろう。
人の善意かなぁ。良い芝居だった。踊るシーン、良かった。

青年座の同期出てた。
俳優座劇場の前から二番目真ん中の席。
良い席だった。

ただ、詩人の話なので。
どうしても詩を読ませる必要があるらしくて、プロジェクターで詩を投影するのだけど。
あれはなんか見づらいなぁと思った。
前に、放浪記(森光子さんの)をTVで見たときに同じ方法をとっていたのだけど
なんか芝居を見る集中と違う集中が必要で、なんかなぁと思った。

や、でも凄くいいのですよ詩が。
山之口貘さん。
私は寡聞にして存じ上げなかったのですが、うーん、平易な言葉で刺さる。

芝居見た後に、図書館で本借りて。
良いなぁと思ったのを、ノートに写した。
良いです。

 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
観劇記録、 読書記録。 イラストはhttp://pixiv.me/u_g_nosuke見てください。
フリーエリア
booklog
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[06/27 u_g_nosuke]
[06/27 u_g_nosuke]
[10/22 うのすけ]
[10/18 ぷろとたいぷ]
[01/13 u_g_nosuke]
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]